2015年2月16日月曜日

環境の変化によって、必要な人材も変わるのではないか。

先日、ある会社の幹部の方に聞いた話から、そんなことを思いました。

その会社では、社員はおよそ2:6:2に分けられるそうです。ハイパフォーマー:普通:ローパフォーマーです。
面白いというか、困ったことに、10年前に上位2割に入っていた社員の大半が、今はハイパフォーマーとはいいがたい状況で、むしろ下位の「2」に近い位置にいるそうです。

いろんな要因があるでしょう。例えば、会社全体のレベルが底上げされ(優秀な若手が入ってきて)、「普通」の基準が上がってしまったとか。

しかし、一番大きな要因は、環境の変化。かつてのハイパフォーマーがその変化に対応できなかったことではないでしょうか。たしかにこの業界は、大きな環境変化があり、責任者の役割も変化しました。
この会社の場合は、中途や新卒などが活躍し成長を続けているので、まだ幸いです。もしも、拡大せず新しい人材が入ってこないで、かつてのハイパフォーマー(今はローパフォーマー)が要職にあり続けたら? 間違いなく会社は衰退していたでしょう。

環境の変化に対応するには、個々の社員が変わるのが理想ではありますが、新しい血、今の環境において必要なタイプの人材を迎え入れることも重要ではないかと思いました。

2015年2月10日火曜日

ウェアラブルで「幸福感」計測

加速度センサーを組み込んだ名刺型のウェアラブル機器で、幸福感が測定できる⁉︎


日立ハイテクサービスが、こんなウェアラブル機器を使って人の動きを計測して、「組織の幸福感」を定量化するクラウドサービスの提供を始めるそうだ。

幸福感の高い組織ほど生産性が高いという傾向があったとしても驚かないし、そうであって欲しいと思う。

しかし、動作だけから「幸福感」なるものを定量化できるとは驚き。とても大胆な試みだと思う。