2013年1月21日月曜日

なぜ「仕事がたまる」という事態になるのか?


仕事がたまるほどあるなんて、幸せなことですよね!

なんて、言ってられなくなりますよね、事態が悪化すると。

仕事が複数同時進行していることは問題ではなく、その中のどれかが can't meet deadlines になってしまうこと。

仕事が滞ってしまう原因は、「そもそも絶対量が多すぎる」「そもそも仕事が遅い」というキャパオーバーということを除くと、
「時間の見積もりをする習慣がない
「時間の見積もりを誤る」
のどちらかじゃないでしょうか? 
あ、「やる気がでなくて着手できない」というのもありますが、これはまた別の話ですので、除きます。

経験からいって、遅延を防ぐには以下の3つが必要だと思います。
1  各作業の所要時間を見積もる
2  各作業の締切日までに作業の時間が確保できているかを把握する
3  さらに想定外の新たな作業に備えて時間が確保できているかを把握す



1
時間の見積もりについては慣れが必要でしょうが、体感でなく、実際にかかった時間を計測することで、精度が高まります。
ボクがかつて働いていたマーケティングリサーチ・ファームでは、毎日、何のプロジェクトにどれだけの時間を費やしたのかという記録をつけてプロジェクトごとの採算管理をしていました。
ボクは今では、スマホアプリを使います。

2
一番手前の締切だけを考えていてはダメです。締切は次々とやってきます。優先順位をつけることはスゴく大切ですが、時間配分を間違えないこともスゴく大切です。
仮に、作業Aの締切日が明日で、作業Bの締切日が3日後だとしても、いろいろな状況から、「実は作業Aに使える時間はあと2時間しかない!」ということもあります。
これに気付かずに、作業Aに4じかんを費やしてしまうと、作業Bの締切に間に合わなくなり、プライベートを(予定外に)削ってやりくりするハメになります。

3
ギッチリと予定を詰め込んで、「これならピッタリ間に合うぞ!」なんてことは絵に描いた餅。予定は必ず狂います。すでに十分経験済みですよね。
(a)嬉しいことに、新しい依頼が舞い込みます。
(b)嬉しくない緊急に対処しなければならない"第一領域"的なことが発生します。
(c)「できあがり!」と思った作業を突き返され、やり直しを命じられます。
(d)「いけね、忘れてた!」ということを思い出し、予定にねじ込まざるを得なくなります。
こういう(a)や(b)を織り込みつつ、(c)や(d)を減らす努力・工夫が必要だと思います。



もしも、「各作業の所要時間を見積もるなんて、面倒臭くてできないよ!」というのでしたら...、次のようなシンプルな方法も、少しくらいは効果があると思います。
 ・
 ・
 ・
「自分で設定したその日のノルマが終わるまでやめない」

あくまでも、「どこまで進んだか」を目安にする方法。でもこれでは、夜に飲みに行く予定を入れることはできません。遅刻間違いなしですから。

END

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