2019年10月11日金曜日

どんな人が、「買物のお釣りを自動で投資」するんだろう?

買物のお釣りを5円から1円刻みで投資できます!
ってサービスを広告(メール)で知った。

面白いねー。
「買物して小銭受け取りたくないよねー。募金箱に入れようとしても口が小さかったりすると手間取るし」
と思ってたから。

でもそれは昔のことで、今ほとんどキャッシュレスだから小銭を受け取る機会ないですよね?

だから、買物ごとのお釣りを1ヶ月積み重ねて、それを投資に回す理由が今ひとつないんですよね。

積立したいなら月々いくらと決めて自動引き落としすればよい。もしも月々に手取りが変動するような仕事だったら、月末に「今月は少しお金が残ったから積立に回そうか」となるかもしれないけど、その額が毎回の買物のお釣りの合計である合理性はないような。

要するに、「オレは使わないけど、買物の都度、貯金箱に小銭を入れるような感覚で積み立てる人も、まあ、いるかもね〜。"運用報酬0.3%というお手軽さ、いつでも出金できる"らしいし」と思った次第。

で、その先を読んで吹き出した。

"月額利用料300円は投資額に関わらず固定"

え???
強烈じゃないですか、これ。

買物のお釣り端数(100円未満)の平均が150円だとして、月に100点の買物をしたとして、合計5000円。12ヶ月で60,000円にしかならない。その月額利用料が年3600円って、6万円の6%に相当するんだけど(笑

運用報酬と月額利用料を合計したコストが、他社の運用報酬(アクティブ投資の平均)を下回るのは、運用額が約40万円を超えてから。それ以下では割高。このサービス利用する人、理解してるのかね?

しかし、大変素晴らしいサービスを考えついたものだなー。尊敬の念。