施設長の中村努さん自身が、ギャンブルの問題から回復した経験を持っています。
注目していただきたいのは、ワンデーポートが「ギャンブル依存症」という言葉を使わない点。
これは、活動を通じて以下のような考えに至ったからだそうです。
- ギャンブルにはまっていてもその背景は多様である。
- ギャンブルをやる前から生活上の問題がある人は、表面上は“依存症のような状態”であったとしても、根本的には金銭管理や生活能力の問題(発達障害など)のケースが多々ある。
- 依存という行動を病気と捉えることは、問題を抱えている人の利益になることは少ない。
問題の背景が多様なのに、「依存症専門と言われている病院やクリニックでは、生活能力に起因するギャンブラーも、病的なギャンブラーも十把一絡げ。ただGAや回復施設に行くことを提案される」という状態では、必要な支援が受けられません。
こういったことを知ってもらうために、「ギャンブル依存症」という言葉を使わないそうです。
■ワンデーポートについて関心のある方は下記のQ&A頁をご覧ください。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~onedayport/blankpage5.html
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