2013年3月24日日曜日

偶然の出来事からチャンスを生み出す5つのスキル


刺激と反応の間に人間だけに与えられた素晴らしい力が存在している。
それが反応を選択する能力なのである。

コヴィー博士のこの言葉に、昔、けっこうな衝撃を受けました。
「あ、反応というのは自分で選択していたんだ...」と。

「選択」というと、最近ではコロンビア大学のアイエンガー教授のことを思い起こします。
アイエンガー教授は著書『選択の科学』の中で、「私たちは選択を行い、その選択自体が私たちの人生を形成する」と言っています。

今の自分は、反応(すなわち選択)の積み重ねの結果なわけです。

*余談ですが、アイエンガー教授は、品揃えが豊富になると(選択肢が増えすぎると)売り上げが下がることを発見した「ジャムの法則」の発見者としても知られます。


さて、今日、記憶にとどめておきたいと思った(いや、記憶にとどめておく必要がある!)のは、スタンフォード大学のクランボルツ教授です。実にいいことをおっしゃっています。

クランボルツ教授は1999年に「計画された偶発生」(Planned Happenstance Theory)という理論を発表しました。
  • 個人のキャリア形成は予期せぬ偶発的な出来事に大きく影響されている。
  • 重要なのは、その偶然の出来事を、主体性と努力によって最大限に活用すること。
  • そうすることで、偶然の出来事を自分のプラスの力に変えていくことができる。
  • さらに言えば、予期しない出来事(チャンス)をただ待つだけでなく、自ら創り出せるように積極的に行動せよ、アンテナを張っておけ!

要は、偶然の出来事(外界からの刺激)が多少シンドイことでも、捉え方次第。そして、反応の選択の仕方次第。実にポジティブ思考です。

クランボルツ教授は、偶然の出来事からチャンスを生み出すためには、以下の5つのスキルを発達させることが大切だと言っています。


1. 好奇心
2.
持続性
3.
楽観性
4.
柔軟性
5.
冒険心(リスクテイク)

なるほど! 実践したいものです。
 



2013年3月13日水曜日

学習塾経営者が感じている「伸びない生徒」の共通点


先日、大学受験中心の学習塾を経営している方に会いました。ご本人は東大卒。
興味があったので、「入ってから成績が伸びる、伸びないって分かるものですか?」と尋ねた。

「分かります。ほぼ外れないですね」

即答でした。
それは1回の体験授業で分かるそうです。

「分かってないのに、分かってるふりをするタイプがいるんです。
『知らない』って言えない んです。
で、間違えると、安易に『あ、そーだ、そーだ、いけね』と、うっかりミスしたふりをして取り繕うんです。全然分かってないくせに」

とのこと。
なんか、想像できます。

残念ですよね、もったいないですよね。
教わりにいってる立場なんだから、素直に「分からないから教えて下さい」って言えばいいのに。

仕事やってても、そういう人と遭遇すること、ありますよね?

素直でいたいものです。


【関連】
以下の2つは、仕事における「素直さ」に関連したエントリーです。興味のあるかたはぜひ読んでみて下さい。

素直さの欠如こそが問題の根源
http://ameblo.jp/go-tnk/entry-10935063687.html

知ったかぶりしなくてもいいのに
http://ameblo.jp/go-tnk/entry-10691514977.html

END

2013年3月6日水曜日

社会人が新しいことを勉強するなら早起きすべきようだ


英語の勉強を何度も挫折した自分ですが、「なるほど!そうだったのか〜」と思う記事に出会いました。

1. 習慣になってないことをやると疲れる。
2. 一日の終わりの疲れている時間帯に、新しい習慣を作ろうとすると、挫折する。
3. だから、新しい習慣は朝にやる!

どうりで、「これからは寝る前の1時間、○○を勉強するぞ!」という決意は3日ともたないわけですね。
仕事にも言えますが、やる時間帯や手を付ける順番を変えることで、はかどり方が異なるように思います。
頭がフレッシュでないと能率が落ちる作業と、頭が少々疲れていてもたいして能率が変わらない作業ってありますからね。

というわけで、上の「だから、新しい習慣は朝にやる!」には納得感あります。


興味のある方は、もとのブログ記事を読んでみてはいかがでしょう?
もう少し丁寧に説明してありますよ(↓)。
[ソース記事] 「英語学習、資格勉強などに絶対に途中で挫折しないための習慣化術 - 自分を変える、人生を変える!」
http://change-life.hatenablog.com/entry/2013/01/27/081747

2013年3月1日金曜日

やっぱり、面接で見た目は重要なんですね。


少し前に、「採用担当者は、見た目で人を判断する~」というエントリーを書きましたが...
http://tanaka-tsuyoshi-dts.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html

そのちょっと後に、ある大学の就職課(学生の就職支援をしている)の方から、就活対策の模擬面接の評価シートを見せていただきました。
面接担当役の教授や大学職員の方が、学生の面接でどの部分を、どのように評価するか、項目と基準を整理したものです。

ドアをノックして入り、着席し、と言うところから始まり、面接官とのやりとりをチェックするわけです。どの部分がどう悪かったのかを、学生にフィードバックし改善につなげるためという趣旨で作られたもので、チェック項目は8つとシンプルです。

それを見て、「なるほど」と思ったのです。

8つある項目のうち、6つが「見た目」なのです。

繰り返し書きますが、美人だとかイケメンだとかいうことではありません。目から入ってきた情報で評価しているということです。動作、立ち居振る舞いだって、表情だって「見た目」です。