2016年4月23日土曜日

#福井県ってどんなトコ?

福井県について、娯楽に関連がありそうな統計を拾ってみました。
福井県は人口あたり遊技機設置台数が全国8位です。
けっして低貸台数は多くない。つまり4円・20円貸しの設置比率は中位より上なんです。そして意外とホールが大型化しています。
サラリーマン年収は全国のほぼ中央ですが、労働者に占める正社員比率が非常に高く非正規雇用率が非常に低いことから、雇用が安定していると考えらえます。
そして1世帯あたり貯蓄額は全国8位です。
その要因として考えられることの第一は、県の人口に占める「三世代世帯」の人数が全国トップレベルであること。第二は、「持ち家率」の高さが全国トップレベルであること。よって、住居費負担が少ない労働者が多いと言えそうです。


パチンコ店舗数(15年末) 
:77店

パチンコ台数、パチスロ台数(15年末)
:24,660台、11,034台

1店舗当たり平均設置台数(15年末)
:全国8位、463.6台

1000人あたり遊技機台数(15年末) ※1
:全国8位、61.3台

低貸パチンコ台数割合(15年末) ※2
:全国29位、46.1% 

低貸パチスロ台数割合(15年末)
:全国36位、21.8% ⇒低スロはまだ少ない

人口100人あたり正社員数(12年) ※3
:2位 ⇒雇用が安定している

非正規雇用率(13年) ※4  
:47位(32.73%)

県民賃金平均 ※5
:全国25位、271.1千円

1世帯あたり貯蓄額 ※6
:全国8位

サラリーマン年収 ※7
:24位

生産年齢人口100人あたりの製造業従業者数(13年) ※8
:11位
※1:20歳~79歳人口をもとに計算した15年末の台数
※2:ピーワールドインサイト調査
※3:総務省「就業構造基本調査」 、(正規の職員・従業員)+(会社などの役員)-(起業者)=正社員
※4:総務省「就業構造基本調査」
※5:労働省「平成26年賃金構造基本統計調査」
※6:総務省「家計調査」
※7:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
※8:経済産業省「工業統計調査」



2016年4月11日月曜日

#○○が高い地域は低玉貸台数割合が低い

パチンコ遊技機の低貸台数割合は全国で43.9%ですが、都道府県ごとに見ると30%を下回るところ(東京都)もあれば、60%に迫るところ(佐賀県)もあります。

この違いは何に起因するのか?

編集部内でこの話題が出たので、改めてデータを引っ張り出しました。たしかこれは週刊アミューズメントジャパンで記事にしたはずです。

入手できるデータでいろいろなものを考えて、分析してみましたが、最も説明力があったのは「賃金水準」でした。

相関係数マイナス0.7062という、強い負の相関がみられました。