2017年9月23日土曜日

#ゲームの腕を競う賞金大会 ラスベガスで開催

北米を中心に高い人気を誇るトレーディングカードゲーム(TCG)「Force of Will」(フォース・オブ・ウィル)の賞金制大会「フォース・オブ・ウィルUSAマスターズ 2017」が9月9日、10日に米ラスベガスのバリーズ・ラスベガスで開催された。

優勝賞金2万ドル、賞金総額2万8000ドル。

参加者は、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で行われた2017年度グランプリ大会の大会優勝者、およびForce of Willのブースターパックに封入されているQRコードを専用アプリで読み取ることでランダムに配布される招待チケットを獲得したプレイヤーの総勢46人。

「Force of Will」はトレーディングカードゲームの企画・開発・制作・販売を行うFORCE OF WILL(本社・東京都)の人気シリーズで、世界30カ国以上で販売され7カ国語に翻訳されている。

現在、北米エリアやヨーロッパ各国を始めとした全世界約20カ国、4000人が参加して世界一のプレイヤーを決めるグランプリ大会2017が行われている。



2017年9月7日木曜日

#宝くじの売上は過去10年減少をたどっている。しかし...

宝くじは2005年以降、じりじりと売り上げが減少してるんです。16年度の売上は8450億円で、5年前の11年から15・8%も減少。参加人口の減少はもっと厳しい状況で、『レジャー白書』によると2620万人。5年前より31・7%も減っています。

調べてみましたが、ひとことで言えば、「オンライン化の遅れ」が要因だと思います。

宝くじが売上が下降線をたどっている間、スポーツくじは売り上げ回復に成功しました。別にサッカーの勝敗予想の人気が高まったわけではなく、サッカーを知らなくても買える、自分で予想しなくても買える、という“完全な運まかせ”の商品「BIG」の人気です。これは数字選択式宝くじみたいなものです。1口あたりの当せん金が宝くじを含めた日本のくじの史上最高額の商品という話題性もありました。

でも、宝くじとスポーツくじの決定的な差は何だったかというと、ボクは、インターネットで購入するファン層を構築できたか否かだと思います。スポーツくじは「BIG」発売の前年(05年)にインターネット販売を開始しました。当初はトラブルもありましたが、3年後の08年にはインターネット販売の売上額が、売場での売上額を抜きました。スポーツくじは現在、売上の70%以上がインターネット販売なのです。

一方、宝くじの場合、最大の人気商品である「ジャンボ」がいまだにインターネット販売をしていません。

ロトやナンバーズ以外の普通くじのインターネット販売に踏み切れば、新たな客層を取り込めるでしょう。しかしその前に、既存の愛好家が「宝くじ売場」かはネットに移行し、販売委託を受けている業者さんの手数料収入は減るのでしょう。たとえ宝くじ全体の売り上げ拡大したとしても、自分の取り分が減るのはイヤ、という声があるのかもしれません。

しかし、先日書いたように、総務省は売上低迷に歯止めをかけるべく、「ジャンボ」のインターネット販売に踏み切るという決定をしました。やっぱり、「ギャンブルの主戦場はオンラインに移行している」という状況が進行していますね。