全国大学生協連(東京)が、昨年秋に実施した第54回学生生活実態調査によると、学生のアルバイト収入が増えている一方で、親からの小遣いや仕送りが減っている。
「親に頼れず、学生自身がバイトで稼がなければならない」という状況が浮き彫りになった。
バイトをしている学生の割合は自宅生80.2%、下宿生68.5%。平均74.1%で、10年間で9.4ポイント増えた。
学生のアルバイト月収は、自宅生で平均4万920円。これはバブル期の頃を超える過去最高額。下宿生では平均3万1670円で、初めて3万円を超え過去最高。
その一方で、親からの小遣い(自宅生)は月額1万2780円で、最多だった2001年に比べ約43%減。仕送り(下宿生)は月額7万1500円で、最多だった1996年に比べ約30%減。
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