2020年1月19日日曜日

カンボジア初のBingo Hall ソフトオープン



ビンゴはアメリカ、グアム、フィリピン などでポピュラーなギャンブル系レジャーですが、ベトナムやカンボジアでは一般的ではありません。
むしろ日本での方が認知度はあります。※日本ではビンゴで賭けることはできないが。

そんな、ビンゴを知らない人たちを相手に、ビンゴゲームでカンボジアのカジノ市場に参入するのが、日本のIoT製品開発企業、アクロディア(東証2部上場)。
子会社パシフィック・デルタ・ビンゴ社の運営で、カンボジアとベトナムの国境の町バベットのROXY CASINO内に119日、ソフトオープンした。



ビンゴゲームを知らないカンボジア人スタッフをトレーニングしたのはフィリピン から招聘したコンサルタント。ビンゴシステムは米大手のアロー社。それをアクロディアが開発したタブレット・ビンゴシステムに連携し、施設内でタブレットで参加できるようにする計画でエンジニアが現地で準備を進めている。

午前と午後、ビンゴホールのスタッフが国境近くで、カンボジアに入国した人たちにフライヤーを配りソフトオープンを告知。午前中のセッションではキャパシティ80席の9割が埋まる順調なスタート。夕方のセッションはキャパシティを大幅に上回る客が来場。急きょスペースを広げたが入場制限が必要なほどになった。





各テーブルにはビンゴのルールのトレーニングを受けたスタッフ30人が付き、レクチャーしながらゲームが進行された。

大勢が同じタイミングでゲームに参加するため、他のカジノゲームとは異なるイベント的な盛り上がりがある。時間消費的なギャンブル系レジャーとして、カンボジアのカジノに遊びにくるベトナム人にどの程度のスピードで浸透するか楽しみだ。

ビンゴホール(ビンゴカジノ)の開業準備

ビンゴの進行は1分間に約7ボールを読み上げる。
お客さんの手元のビンゴカードは1ゲームあたり6枚が基本だが、2枚など小分けして売ることもある。細けする場合、ビンゴハウス施設側で断裁作業をする。※当然ながら6枚綴りを購入した方が当たる確率は高いので販売価格も高い。



普通、誰かがビンゴになればそこでゲームは終わり、次のゲームに進む。「ビンゴ」の形(配列)は様々で、ゲームごとにどういう形が「ビンゴ」なのか前方のモニターに表示される。





日本のビンゴカードはミシン目があり穴を開けるが、ビンゴカジノでは専用のインクを使う。ビンゴカード1枚1枚にシリアルナンバーが印刷されている。それを読みこむことで、そのゲームで本当にビンゴになっているかどうか瞬時に確認できる。





カードのマス目はfreeを除いて24。数字の配列パターンは75×74×73× ・・・×42ある。