2013年7月26日金曜日

継続できなかった学習は「1日10分」から再チャレンジ


「勉強したいけどなかなか継続できない、すぐ挫折してしまう」ってことありませんか? 勉強に限らずダイエットやスポーツの場合もあるでしょう。

自分の場合、英語ですね。何度も何度も呆れるくらい挫折を繰り返してます。

そういう自分みたいなタイプの方が何かを継続するには、2つの方法があるようです。

一つは、「自分を追い込む」
先日久しぶりに会った友人は大学のことをこんな風に表現してました。
「大学は勉強を教えてくれる場所というよりも、環境(environment)を提供してくれる場所。期ごとに試験を課して無理やり(force)勉強のペースを作ってくれる。講義内容のほとんどは独学でも習得できる。でも、一人でモチベーションを保ち、何年も学習を続けられる人なんて、めったにいない」

大学にせよ資格スクールにせよ、学費を先払い(追い込む)することで、「元をとらなきゃ!」という気になる。たしかに、そうですよね…。

もう一つは「小さなルールを作る」。1日10分とか、負荷の少い時間・量から始める。ただし、毎日!
要するに、スモールステップで習慣化していくということ。
わかっちゃいるんですけどね...。

こちらは苦笑いしながら、I see. とか言ってるんですが、「オレは毎日毎日、漢字のカードを見て勉強した。ツヨシはプラクティスが足りないよ」とか、ワーっと助言?されました。
はい。わかっちゃいるけど、実践できていません。
なんか、打ちのめされた感じ。

やってやるぞ、1日10分!


あ、こんな言葉を覚えました。
A leopard can't change its spots.
leopardはヒョウみたいな柄のある大型のネコです。ま、ほとんどヒョウです。この斑点(spots)は個体ごとに異なり、成長によってほとんど変化しない。要するに、「人間、性格は変わらないよ」みたいな意味。

ですが、これを言い訳にしてはいけませんね(笑)。

2013年7月21日日曜日

「チームメンバーのTo Do リストを共有したい」って思いませんか? (2)

前回の続きです。

自分のiPhoneの第一画面の、親指でもっとも押しやすい場所にある、5つの「一軍アプリ」のうち2つが、タスク管理アプリです。いわゆるToDoです。Evernoteとともに、ベストポジションに位置しています。
とにかく、思いついた時にサクッと入力したいのです。思いついた時に即ToDoを入力することを怠ると、大惨事につながりかねません。「着手が遅れる」という軽度の惨事は皆さんも経験があると思いますよね。

タスク管理アプリは、ToodledoとTouch To Doを併用していて、これは日に何度も眺めます。これについては、以前のエントリー 『一軍アプリ(1) メモの習慣http://ameblo.jp/go-tnk/entry-11329462237.html に詳しく書いてますので、関心のある方はどうぞ。

では、前回紹介したTrelloはというと、iPhoneではほとんど見ません。部下のToDoを確認するときに、PCのモニターで確認します。

さて、今回の本題は、Trelloではなく、「Wunderlistもすごくいい感じですよ!」ということです。
これは以前、『シンプルなTo Doアプリを求めている人にお勧め!』 というエントリーに書きました。
結局、「To Doを共有したい」という自分の目的をうまく満たせなかったので、使わずにいたものですが、つい昨日、「無料版でも、できないこともないな」と気づきました。

その具体的な方法の説明の前に、自分がやりたい、「To Doを共有したい」ということの説明から。

やりたいのは、「各人が自分で設定したToDoを、メンバーが互いに見ることができる」ということ。
ボクがAくんに「やってください」と頼んだ作業だけでなく、別の人が(ボクの知らないところで)Aくんに頼んだ作業や、Aくんが自主的に見つけた/やることにしたToDoも見たいわけです。さらにいえば、部門長であるボクだけがこれを見られるのではなく、部門の全メンバーが互いに見られるようにしたい。そんなTo Do共有機能を探しています。もちろん、使い勝手のいい、シンプルなインターフェースであることが重要。

例えば、「買い物」というリストをあるユーザー(Wunderlistにユーザー登録している人)と共有設定しておくと、共有メンバーはその中のToDoリストを共有することができます。夫婦で共有したとしましょう。「衣類用洗剤を買う」というToDoを、どちらかがDoneしてチェックを付ければ、その行動は他の共有メンバーに伝わります。これ、便利ですよね。
しかし、仕事でこの機能を使おうとすると、ひとつ問題があります。共有しているToDoは「誰」が担当するのかが明確になっていない、という点です。※有料版にはアサイン機能がある。

ですが、昨夜、ふと思いついたのです。「リストの名称を工夫すれば、誰のToDoか一目でわかる。そして各リストを全メンバーで共有する設定にすれば、全員が全員のToDoを共有できるんじゃない?」と。つまり、リスト名にスタッフの名前を付ければいいわけです。[画像下]

そしてこれらリストを全員で共有する。そうすることで、他のメンバーのToDoも見ることができます。

具体的な操作方法となりますが、共有するメンバーを招待するには画面下の三角のボタンをタップ。まだWunderlistのユーザーでない人にも、ここから招待することができます。[画像下]

しかし、各人がDoneするたびにメールで通知がきたらさすがにうっとうしいので、「メール通知」はOFFにするのがよいでしょう。[画像下]

こういう運用なら、アサインされた当人だけでなく、メンバー全員がお互いのToDoを見ることができます。

「あいつとオレ、重複した作業やってるかも」とか、「あいつ、ちょっと抱え気味だから、手伝ってあげようか」とか、そんなことに気づけたらいいと思います。
ま、それはボクの役目なんですが。

「チームメンバーのTo Do リストを共有したい」って思いませんか? 

自分の職場では、グループウェア(desknet's )でスケジュールは共有していますが、個々人のToDoリストを互いが閲覧したり追加(ToDoを依頼)できる機能は使っていません。スマホからだと、サクッと入力できるような仕様ではないためです(残念です)。

最近我がチームに加入したCくんは、自分のやることリストを、メモ帳(Windowsにプリインストールされてるテキストエディタ)に打ち込んで管理しています。メモ帳は記述形式の自由度が高いし、カラムや「次の画面」への移動がないので、究極のシンプルさという気もします。

ToDo管理は人それぞれですが、この方法には、<会社に来て自分のPCを起動しなければ確認できない>という大きなデメリットがあります。出張中や自宅で確認できず、「出社したら確認します」というのは、ちょっと時代遅れ感があります。

彼の現行スタイルに非常に近い形として、「それ、Google Drive(の文書)を使ったらスマホからでも見れるし、入力もできるよ」と教えてあげました。ついでにAppStoreからGoogle Driveアプリ(Google公式の)をDLさせました。

「スマホでも見れるって、便利ですね~」と喜んでもらえました。
なによりです。

で、ここからが本題です。

ニューカマーの彼は、次にこう言ったのです。
「自分のこれ(ToDoリスト)、編集長も見れるようにできないですか?」

つまり、彼は書きだしているToDoリストを、部門長にも見てもらいたいというわけです。

いいですね~。建設的ですね!

彼がGoogle Driveに作ったその「やること」という文書に共有設定をすればいい。ただそれだけのことで、部門長である自分も、彼のToDoリストを見ることができます。

しかし、「見ることができる」というだけでは活用できません。「見やすさ」(アクセスのよさ)が必要です。部門のメンバーが互いに把握しやすい「見やすさ」というのも必要です。そういう点から言うと、専用のアプリとWebサービスのほうがいいですね。

実は、自分の部門では「Trello」というWebサービス(iPhoneアプリも)を使っています。各人のITりテラシーに差があるので、なるべく階層が深くならないよう、見た目で分かりやすい運用をしています。AくんのToDo、BくんのToDo、CくんのToDoというのを横に並べています。下に伸びているTLみたいなのが、各人の抱えているToDoというわけです。
彼にもこれを使ってもらうと思います。

Trello のWeb版は、一画面でざっとながめるだけで部門内のToDoを把握できます。どこかアナログな感覚がナイスです。〔参考〕 https://trello.com/tour