つい先日、週刊ホテルレストランという雑誌に頼まれ、ベトナム南部のリゾートホテルの記事を書きました。実はベトナムには1カ所だけ、Integrated Resort(統合型リゾート)があるのです。
ベトナムは2015年から外資系企業への規制を緩和し始めている(不動産購入の開放など)ので、いままさに、外資企業によるリゾート開発が進んでいることでしょう。
熱くなってきた感じがしますね、ベトナム。
そんな中で、1/30に、「ベトナム政府が内国人のカジノへの入場を条件付きで合法化する」というニュースが流れました(日本経済新聞も報じています)。
ベトナムにはいくつものカジノがありますが、現在、ベトナム人の入場は禁じられています。そのため中間層~富裕層は隣国カンボジアの国境沿いの街・バベットなどにあるカジノに遊びに行っています。これを指して「国内からの富が流出している。国内で使ってもらうべきだ」という意見も、たしかにあります。
バベットには数年前に行きましたが、ベトナムとカンボジアの国境のイミグレーションのすぐ目の前の街(カンボジア側)です。イミグレーションからは、200~300メートル先の荒野の中に立ち並ぶ数軒のカジノホテルが見えます。 客の大半はベトナムから来ています。
そんな背景の中での上記のニュースなわけですが、これ、「本当なのかな?」という気もします。
というのは、現地のカジノ産業関係者が、「政府は正式にはそんなコメントは発表していない」と言っているのです。
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