ボリウッド・スターのSonakshi Sinha(中央)
この仕事をしていて、まさかスリランカ(Sri Lanka, Ceylon) に行くことになるとは、夢にも思っていませんでした。日本国内のアミューズメント産業を取材したり、サーベイをもとにした消費者の態度分析をしたり、海外のカジノの取材をしたり...というのが日常ですから。
しかしながら、縁あって、スリランカ・コロンボに行ってまいりました。
まずは空港に迎えに来てくれ、丸3日間サポートして下さったfriends。
そしてコロンボの空港。スリランカには3つのカジノがあります。「バリーズ」「ベラジオ」「マリーナ」。米国のバリーズ、ベラジオとは関係ありません。
カジノ「BALLY'S COLOMBO」の広告がずらり
以下、記事風に。
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スリランカ(スリランカ民主社会主義共和国)の老舗カジノ『BALLY'S COLOMBO』は10月19日から28日までの10日間、開業23周年を記念するイベントを開催した。同カジノのゲストはインドからの渡航者が大半を占めるため、このセレブレーション期間にはSonakshi Sinha、Sanjay Kapoor、Dino Morea、Urmila Matondkarなどインドのセレブリティ、Bollywood Stars(インド・ムンバイの映画産業界のスター)を招いたステージが連日繰り広げられた。インド国内では間近に見ることのできないスターを一目見ようと、通常時よりもさらに多くのインド人ゲストが訪れた。
インドのスーパースターの登場に、ステージ前に
詰めかけてスマホをかざすインド人客たち。
詰めかけてスマホをかざすインド人客たち。
BALLY’S COLOMBOはスリランカ政府からライセンスを得て国内最大の経済都市コロンボで営業している3つのカジノのうち、もっとも歴史が古く、もっとも規模が大きい。ゲーミングテーブル約100台、ゲーミングマシン約100台で、テーブルゲームはバカラ、ブラックジャック、大小、ルーレット、テキサスホールデム、アジアンポーカー、スリーカードポーカーなど多彩。来場者の95%~97%が外国人で、その大半を占めるのがインド人。次いで様々な国籍を持つ中国系人。
海外からのゲストのほとんどは「パッケージ」と呼ばれるプログラムを購入している。これは、空港・カジノ間の送迎、5つ星ホテルの3夜宿泊、ホテル・カジノ間の送迎、カジノ内レストランの食事、プレイ用チップが含まれた商品で、最低価格が8000USドル(約90万円)から。プレイ用チップは同額のローリングチップが渡され、いくつかの条件(1日6時間以上のプレイ等)を満たすと、500USドルを上限に復路の航空券が贈呈される。
バリーズ・リミテッドは、ライフスタイル、金融、レジャー、アルミニウム、農業、消費財など幅広い企業を束ねるホールディングカンパニー、Vallibel ONE PLCの一員。レジャー部門では17軒のホテルを所有。このうち5軒が5つ星ホテルで、官邸、中央銀行、外資高級ホテルなどが集積する中心部にもKINGSBURY HOTELという5つ星ホテルを所有している。その強みを生かし、自社グループのホテルや提携ホテルでの宿泊をコンプとして提供しているというわけだ。
アヌラダ・ペレラ社長は、「当社のカジノはゲストに最大限楽しんでいただくために、おそらくアジアでナンバーワンの還元をしている。ホテル宿泊費や航空券の負担のほかにも、クルマなどさまざまな景品が当たる抽選会をたくさん行っている」と言う。
アヌラダ・ペレラ社長は、
「当社のカジノはゲストに最大限楽しんでいただくために、
おそらくアジアでナンバーワンの還元をしている」と胸を張る。
「当社のカジノはゲストに最大限楽しんでいただくために、
おそらくアジアでナンバーワンの還元をしている」と胸を張る。
スリランカはインド南端のインド洋の島国で、かつてはセイロン島して知られていた。現在も紅茶や農作物の輸出は大きな産業だが、欧米人の間では美しいビーチを持つリゾート地として人気が高く、観光地としても日本に知られ始めている。BALLY’S COLOMBOは、入口でパスポートを提示すれば旅行者でもプレイヤーズカードを作ってカジノを遊ぶことができる。先述の「パッケージ」でなく、遊びたい分のチップをカジノ内で購入することもでき、ミニマムベットが130円程度のテーブルもあるので、観光のついでに運試しをするのにちょうどいいカジノだろう。
Text&Photos︰Tsuyoshi Tanaka(Amusement Japan)
Key 田中剛 アミューズメントジャパン スリランカ Sri Lanka カジノ casino
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