少し前にダイヤモンドオンラインで「トヨタと日産、強さの秘密は社員の“ある特性”」という記事を見ました。
これは非常に興味深い内容でした。
ハーバードビジネススクールのフォレスト・ラインハート教授は、トヨタと日産の社員へのインタビューを通じて、「社員は勘や感覚で物事を判断しない傾向がある」と感じ、こうした企業文化が強さの源泉になっていると推測しています。
「とても印象的だったのが、社員が皆、非常に“分析的”であったということです。何を質問しても、客観的な事実やデータに基づいて話をしてくれました。勘に頼らずに科学的な根拠で決断を下すように訓練されていること。それが日本の自動車メーカーが成功している秘訣ではないかと思います」
両社は、市場(消費者)の分析も製造プロセスの分析も、みっちりやってる感ありますからね。そういうデータを活用するよう、社員はトレーニングしているのかもしれません。もしくは、そういう社員しか要職に上がれないのかもしれません。
さて、アミューズメント業界はどうでしょう?
「娯楽業と製造業は違う」という意見もあるでしょう。しかし、そんなに違いはないかもしれません。
「高性能なものを作れば売れた」という時代はとうに終わっています。いまやモノづくりは、どれたけユーザーの「心」を満たすことができるか?がテーマです。「旅行を一回我慢して、新たに買うクルマのグレードを上げる」というように、製造業とレジャーの競合は起こってます。
視野を広げれば、レジャー業界の周辺には、世界と戦っている強豪がうようよいるんですよね。
〔参照〕
http://diamond.jp/articles/-/81518?display=b
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