メルカリ総合研究所のレポートが面白い。
同研究所は、フリマアプリ市場の成長の背景には「金銭的な利益を得ること」以外にも多様な利用目的があるという仮説をたてた。
その様々な利用目的を明らかにするために、「100円以下の利益でフリマアプリに出品する利用者」515名、「最低1,000円以上の利益を見込んで商品を出品するフリマアプリ利用者」515名(合計1,030名)を対象に調査を実施した。
その結果
▼フリマアプリに出品している利用者の22.0%が、 「3回に1回以上」の頻度で、 100円以下の利益でフリマアプリに出品をしていると回答。 少額取引利用者の男女比は、 男性は36.7%、 女性は63.3%。
▼ 少額取引利用者のフリマアプリ利用目的TOP3は、 1位「不要品を処分するため(73.6%)」、 2位「捨てることがもったいないため(62.3%)」、 3位「お金を得るため(59.2%)」。 高額取引利用者と比べ「捨てることがもったいないため」の回答が多く、15.7%の意識差。
▼ 全回答者の7割以上が、 商品が売れた時に「嬉しい・楽しい」と感じると回答
▼ 少額取引利用者が商品が売れた時に「嬉しい・楽しい」と思う理由は、 男性は女性よりも「他者に評価されたと感じるから」の回答が多く、 22.8%の意識差。
▼ 全回答者の7割以上が、 商品が売れることで「承認欲求」が満たされると回答
承認欲求の充足感は、 SNSにコメントされるより約15%高い
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