こんなに論理立てて説明してるのに、なんでこちらの言ってることが理解できないのかな〜。う〜ん、どう説明すればいいんだろう…。
という思いをしたこと、ありません?
理由はきっと3つに集約できるんです。
1.理解したくない=感情が拒絶してる
2.言葉の意味が理解できない=知識の不足
3.話の展開が理解できない=論理力の不足
このどれか。
1の「理解したくない」というのはこの際、脇に置くとして、たいていの管理職は「通じてないな」と思ったら、平易な言葉を選び話の筋道を明快にしようと試みますよね?
このとき、順序立てて一段ずつ理解してもらおうとすると、人はたいてい演繹的に話の展開を組み立てます。
「人間という生き物はみな死ぬよね。ソクラテスは人間だよね。だから、ソクラテスは死ぬ。わかるよね?」
「...。」
そう、こういう説明をしてを理解してもらえないことがある。
バーバラ・ミント氏はこう言います。
"キーライン・レベルでは、帰納的説明のほうが演繹的説明よりも読み手にとって負担が少なく理解しやすいのです。"
〔補足〕キーライン・レベルとは、伝えようとしている主題の妥当性を説明するために挙げられた主要なポイントを指します。
そう、演繹的説明よりも帰納的説明のほうが、受け手の負担が少ないのです!
言われてみれば「そうそう、思い当たる!」なのですが、明示されるまでこのことを意識していませんでした。
バーバラ・ミント氏はこう続けます。
"傾向としては、自分が考えた道筋と同じ順序で相手に説明したいと思うのが普通で、その道筋とは一般的には演繹的展開と言えるかもしれません。しかし、演繹的に考えたので演繹的に説明しなければならないというのは正しくありません。ほとんどの場合、演繹的に考えたものでも帰納的に説明できるものなのです。"
「演繹的に考えたものでも帰納的に説明できる」ということは、けっこうインパクトの大きい再発見です。このことは、頭の片隅に置いておこうと思った次第です。
という思いをしたこと、ありません?
理由はきっと3つに集約できるんです。
1.理解したくない=感情が拒絶してる
2.言葉の意味が理解できない=知識の不足
3.話の展開が理解できない=論理力の不足
このどれか。
1の「理解したくない」というのはこの際、脇に置くとして、たいていの管理職は「通じてないな」と思ったら、平易な言葉を選び話の筋道を明快にしようと試みますよね?
このとき、順序立てて一段ずつ理解してもらおうとすると、人はたいてい演繹的に話の展開を組み立てます。
「人間という生き物はみな死ぬよね。ソクラテスは人間だよね。だから、ソクラテスは死ぬ。わかるよね?」
「...。」
そう、こういう説明をしてを理解してもらえないことがある。
バーバラ・ミント氏はこう言います。
"キーライン・レベルでは、帰納的説明のほうが演繹的説明よりも読み手にとって負担が少なく理解しやすいのです。"
〔補足〕キーライン・レベルとは、伝えようとしている主題の妥当性を説明するために挙げられた主要なポイントを指します。
そう、演繹的説明よりも帰納的説明のほうが、受け手の負担が少ないのです!
言われてみれば「そうそう、思い当たる!」なのですが、明示されるまでこのことを意識していませんでした。
バーバラ・ミント氏はこう続けます。
"傾向としては、自分が考えた道筋と同じ順序で相手に説明したいと思うのが普通で、その道筋とは一般的には演繹的展開と言えるかもしれません。しかし、演繹的に考えたので演繹的に説明しなければならないというのは正しくありません。ほとんどの場合、演繹的に考えたものでも帰納的に説明できるものなのです。"
「演繹的に考えたものでも帰納的に説明できる」ということは、けっこうインパクトの大きい再発見です。このことは、頭の片隅に置いておこうと思った次第です。
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