ツイッターってもはや「交流メディア」ではなく、「情報収集メディア」だと思います。
気になる記事はたいてい、140文字以内のツイートではなく、その先にあります。すなわち、リンクの先に。
ツイートからWebページに飛んで記事を読んでいたときに、「これは資料になるから保存しよう」とか、 「後でじっくり読もう」と思ったら、どうしますか?
このときに、「何ができるか?」は、アプリによって異なります。
ツイッターアプリで開いた、リンク先webページは"後で読む系"サービスとどう連携しているのか? 自分が使ったいくつかのアプリを整理してみました。
【1】 TwitBird
Pocketへの送信……○ (Instapaper、Deliciousにも対応)
リーディングリストへの送信……○
リンクコピー機能……○
Evernoteへの送信……×
ツイートだけを読んで、リンク先の記事を「これは後で読もう」と思ったら、URL部分をタップして現われるメニューから「Read It Later」をタップする。※Read It LaterはPocketの旧名称
また、URL部分を長押しして現われるメニューにはSafariの「リーディングリストに追加」もある。
リンク先のページを「原文を読む」で開いた状態からは、外部への送信は「サファリで開く」か「このリンクをメールする」のみ。"後で読む系"サービスに送るためには、「戻る」でツイート画面に戻り、上記の作業をする。
URLをタップするとPocket(ReadIt Later)への連携ボタンが表示される[上]。原文(リンク先のページ)を読んでいる状態からは、Safariで開くかリンクをメール送信することしかできない[上] ※バージョンは「2.8.1」
【2】 HootSuite
Pocketへの送信……× (対応しているサービスはInstapaperのみ)
リーディングリストへの送信……○
リンクコピー機能……○
Evernoteへの送信……×
ツイートだけを読んで、リンク先の記事を「これは後で読もう」と思ったら、URL部分を長押しして現われるメニューから「リーディングリストに追加」をタップする。
リンク先のページを開いた状態からは、「Instapaperへ送信」することで後で読むことができる。残念ながらPocketには非対応。
HootSuiteには「Chromeで開く」があります。この点は少し気が利いているが残念ながらPocketには非対応[上] ※バージョンは「2.4.11」
【3】 Echofon
Pocketへの送信……◎ (Instapaper、Readabilityにも対応)
リーディングリストへの送信……×
リンクコピー機能……○
Evernoteへの送信……×
ツイートだけを読んで、リンク先の記事を「これは後で読もう」と思ったら、URL部分を長押しして現われるメニューから「Pocketに保存」をタップする。
リンク先のページを開いた状態からは、「Pocketに保存」をタップする。
ただし、オプションで「Safariでリンクを開く」という設定も可能。その場合、"後で読む系"サービスとの連携は、Safariのブックマークレットなどに設定しておけばよい。
Echofonはツイート画面からでも、リンク先ページを開いた画面からでも、「Pocketに保存」メニューを呼び出すことができる[上]
【4】 ついっぷる
Pocketへの送信……○ (Instapaperにも対応)
リーディングリストへの送信……○
リンクコピー機能……○
Evernoteへの送信……○
ツイートだけを読んで、リンク先の記事を「これは後で読もう」と思ったら、URL部分を長押しして現われるメニューから「リーディングリストに追加」をタップする。
リンク先のページを開いた状態からは、「Pocket」をタップする。
「ついっぷる」は、"後で読む系"だけでなく、「Evernoteに保存」することができる。
ついっぷるはリンク先ページを開いた画面から「Pocketに保存」メニューを呼び出すことができる。Evernoteへの保存も可能[上]
「ついっぷる」は、数少ないEvernote連携機能があるツイッターアプリ。「SOICHA」はPocket連携に加え、Evernote連携機能もあったが、2012年8月よりバージョンアップされておらず現在、AppStoreでのレーティングは低いです。
余談ですが、ご覧の通りTwitBirdは更新に意欲的でない。まず、「Read It Later」というサービスはすでに「Pocket」というサービスに変わっているが、このアプリでは変更されていない。また、iPhone5の上下に広くなった画面にも非対応で、上下に黒い帯がありますね。
END
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