先日、久しぶりに一緒に食事したある企業の幹部氏は、いつお会いしてもニコニコしてるんですよね(厳しいことを言うときも!)。ご本人、目の前に起こった厄介なことも、ボジティブに考えるようにしてるとのこと。
そういうふうに捉えることって難しくないですか?と尋ねると、「ボクは合理的な人間なので、ポジティブに捉えたほうがいいから、そうしてるだけ」との答え。なんとスッキリした答えなんでしょう!
コツみたいなことを挙げるとしたら、「考えたり悩んだりしても仕方ないことは、考えないし悩まない」ということだそうです。
「だって、どうにもならないんだから、ボクが考えても仕方ない。それより、ボクができることを考える、できることに取り組むほうがいいでしょ?」
おっしゃる通りです。
でもこれは、「できないこと、難しいことは、簡単にギブアップしていいんだよ」という話じゃありません。とくに駆け出しの若手の方は曲解しないように。
目の前の、自分が頑張れることを頑張ると、だんだん「できること」の領域が広がります。すると、以前は「どうにもならない」というところにあった課題に、手が届くようになったりする。
話を聞いていて、「関心の輪」「影響の輪」という言葉を思いだしました。
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