2015年7月9日木曜日

統計的に考えてみると…

遊技業界は法の規制の下にある産業なので、法の解釈や運用基準の変化やら内規の変更など、消費者動向とは別のところにも業績に影響する要素があります。

オペレーター企業はきっと、ポジティブ-ニュートラル-ネガティヴ等のシナリオを描いてると思います。
それぞれのケースの予想収益率とそれが起こる可能性(確率)を仮定すると、期待収益率が算出できます。

この「期待収益率」はあくまでも平均値です。

例えば学校のあるクラスが、テストの平均点が60点だったとします。極端な話、生徒全員が60点のクラスと、30点と90点に別れたクラスでは、平均点は同じでも状態(バラツキ具合)はまったく異なります。つまり、この2つのクラスでは、平均点である60点を取る「確率」が異なるのです。

話を戻しますと、マネジメントの方々は、上で算出した「期待収益率」に落ち着く可能性(確率)はだいたいどのくらいなのかも知りたいでしょう。

こういうときに、標準偏差を使って計算することができます。
勘で語ることと比べたら、ずっと精度は高いと思います。少なくとも他者の納得感は高いはずです。

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