2016年8月15日月曜日

#どっちが正しい? 統計をめぐる攻防

2014年の増税後、日本経済は停滞し、14年度の実質GDPは前年度より0.9%減少したーー。しかし、内閣府によるこのGDP推計は正しいのだろうか?
実は日銀が内閣府とは異なる推計方法によって同じ時期のGDPを試算したところ、14年度の実質GDPは前年度に比べ2.4%増加。
いったい、どちらが本当の日本の姿を表しているのか?

7月下旬に総務省で開かれた会合で、日銀の調査統計局長が、日銀の試算方法を説明したそうだ。日銀の方法は税務情報を使うもので、内閣府の方法より捕捉率は高いものの、(税務情報を使うため)速報ができない。

8月15日の日経新聞がわりと大きなスペースを割いて、このGDP統計の課題について記事にしているが、いい議論だと思う。内閣府も日銀もさらに工夫をしていただきたい。
また、この話題に大きなスペースを割いた日経新聞も、「さすが日経新聞だ」と思う。

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