先週木曜日(7月19日)、公益財団法人 日本生産性本部が『レジャー白書2018』の概要を発表しました。
余暇市場をさまざまなカテゴリーに分け、参加者率やそこからの参加人口推計、各種産業データをもとにした市場規模(総売上)の推計などをまとめています。
2017年の余暇市場全体は69兆9310円で、前年比0.2%増加。
パチンコ・パチスロの市場規模(総売上高)は19兆5400億円で、同4.3%減。
余暇市場全体に占めるパチンコ・パチスロ市場の割合が非常に大きく、これがマイナスだと全体に大きく影響します。パチンコ・パチスロ市場を除いた余暇市場の市場規模はどうかというと、前年比2.1%増で、5年連続して前年を上回っています。
『レジャー白書2018』では、中央競馬、地方競馬、競輪、ボートレース、オートレース、宝くじ、スポーツ振興くじを、「娯楽部門」の「ギャンブル」というカテゴリーにくくっています。※パチンコ・パチスロは、「娯楽部門」の「ゲーム」というカテゴリーです。
この「ギャンブル」とパチンコ・パチスロの市場規模の推移を比較してみました。図は2007年を起点とした推移です。実は、ギャンブル市場は東日本大震災のあった2011年以降、回復基調が続いているんです。これは別に震災の影響ではなく、インターネット投票の普及(公営ギャンブルのオンラインレジャー化)と景気回復が大きな要因だと思います。
取り急ぎ。
たぶん、近日、続きを書きます。
田中剛/アミューズメントジャパン編集部
Tsuyoshi Tanaka/Amusement Japan
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