東京と大阪でのアミューズメントジャパン・セミナーを終えたので、ぼちぼち振り返り的なことを書いてみようと思います
が、第一に、「同じ話を聞いていても、受け止め方は違うものなんだな」ということ。
それはそうですよね、店長の一歩手前の方から、営業部長、専務、社長まで様々な立場の方が来ていたわけですから。
個人的に「え、マジで?!」と思ったのは、東京会場でも大阪会場でも、「統計リテラシーUPのススメ」の部分をもう少し聞きたかったという声があったこと(少ないですけど)。
「やっぱり、そういう人もいるんだな」と。
ところで、ホール企業の幹部の方々。貴社の店長様は次の問いに即答できますか?
「当たりが出る確率300分の1のルーレットを300回まわして、1度も当たりが出ない確率は?」
本日の会場で尋ねたら、ボクが指名した方は計算式を即答されました。スゴイ! 数値を知っていたのではなく、求めるための式を理解しているというのがサスガです!! やはり研究熱心な法人の社員さんです。
当たりの確率が1/300ということは、ハズレの確率が299/300です。それが300回続く確率は、(299/300)の300乗です。
ボクはこれ、たいていの人は、式を求める考え方がわかり、「1/300の確率だからといって、300回に1回当たりが出るとは限らない」ということが分かっていれば、それで十分じゃないかと思います。研究者ではなく、営業なりマーケティングなりの実務者であれば、これで十分。
さて、東京会場で印象的なアンケート回答がありました。
ある方(店長)は、「店舗で活かす具体的なイメージがわかなかった」との理由で、セミナー(ボクのパート)の満足度が低かった。←お役に立てず申し訳ありません
別の法人のある方は、「統計データを見て、何かできるんじゃないかという可能性を感じたので、社に戻り共有して議論したい」とのことで、満足評価。←光栄です
アンケートというフィードバックはとても参考になります。普段やってる紙媒体での記事づくりというのは一方通行で、ウケてるのかウケてないのかわからないので、つねに「これでよいのかな?」という思いでやってるものですから。
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