JGCのセッションに参加する前に関係者と議論した際に、「日本のIRはどういうIRがのぞましいのか?」と問われ、見た目・表面的なデザインはどうでもいいので、「IR施設の中だけで完結しないもの、その地域で人の回遊・消費が起こるものになってほしい」とだけ答えた。当たり前のことであり、構想でも何でもないのだが。
しかしこれは、IR施設の外のことなので、よく考えると、IRオペレーターに求めることではなく、誘致する自治体・地域経済会がプランを考えるべきことなんじゃないか。そんな企画力があるのだろうか??
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と思っていたら、国際カジノ研究所の木曽所長さんの講演(at 幕張新都心MICE・IRを考える会 )をいま聞いていたら、その解決法はすでにあるということを知った。ニューヨークのカジノライセンス入札要件を見ると、「入札要件」の進化が見える。
確かに! IR施設の外側、地域経済とのクロスマーケティングのデザインの提案も要求している。
誘致しようとしている自治体・地域経済団体がいま考えることは一次交通および二次交通の便の整備と、地域が恩恵を受けるような入札要件を考えること。
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