2017年5月22日月曜日

#外国人専用カジノの依存対策

いまP業界でも議論されている「レスポンシブル・ゲーミング」という考え方ですが、ここ、外国人専用カジノであるパラダイスシティではどんな注意喚起がされているのでしょうか?


キョロキョロと探しているのですが、ヘルプラインの電話番号を記したリーフレットや名刺大のカード類は見当たりません。もちろん、自己排除プログラムの申請用紙も、見当たりません。

外国人専用カジノですから


韓国ではカンウォンランドができるまで、全てのカジノが外国人専用カジノであり、ギャンブル依存症対策など考えもしなかったのです。相談機関、回復支援機関、予防のための啓蒙活動などなどの対策も知見もないまま、自国民が入れるカジノを開業してしまったのです。社会問題になって当たり前です。


シンガポールは韓国の様を見てますから、カジノが開業する前から実態調査を始め、対策のための機関を作りました。で、カジノが開業する前から、ギャンブル依存症のリスク者の数が減っていって、開業後にはさらに減っていったのです。


今の日本の状況は、IR推進法施行(これまで国による対策はゼロ)を機に、一気に依存対策が進められているわけですから、まさにシンガポールのような状況です。韓国のカンウォンランドを引き合いに出すのは不適切なのです。


パラダイスシティは立派な、高級ホテルです。

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