2016年9月22日木曜日

#エクセルの小ワザ ~大量のセルに式を一瞬でコピーする

エクセル作業がめちゃくちゃ速い人がいますよね。
弊社にもいます。

ショートカットコマンドを知ってるか、ケースに応じてどういう関数を使えば速くデータを整理できるかを知ってるか、そういったことの差なんだと思います。あ、知らなかったとしても、「何とか方法はあるんじゃないか?」と調べれば、やっぱり速く片付けられますね。

エクセルの作業は、大げさな話でなく、同じ作業をやらせても何十倍もスピードが違います。リテラシーの低い管理職のおじさん(給料は高いはず)が1日かけてエクセルで資料を整えて(新発見をしたわけではなく整えただけ)、「仕事をしたぜ!」という気になっても、その作業は、事務の女子が10分、15分でで仕上げられるものだったりします。大げさな話でなく!

さっき作業をやっててふと、「これ、御存じない方もいるかも」と思ったのが、式を他のセルのコピーする方法。もちろん、かつても自分も効率的な方法を知りませんでした。

選択したセルの右下に小さな四角い印みたいなヤツがありますよね。ここをつまんでドラッグすると、下もしくは横のセルにコピーされます。便利です!




それぞれ「1」「2」「3」という数字が入っている3つのセルを選択して、右下の四角をつまんでドラッグすれば「4」以降の数字が自動的に振られていきます。セルの中が数式でも同様で、相対参照しているセルは自動的にズレて式のコピーが作成されていきます。便利です。



ドラッグよりも簡単な方法


アンケートなどのデータ入力のシートを作る場合に使いますが、もし、サンプルが大量で、ドラッグするのが数千行だったらどうします? 

小さな四角をつまんで、3000行とか4000行ドラッグすると、すごいスピードで画面が流れていくわけですが、そんなことを何列も繰り返すのは、正直なところ苦痛です。

こんなときに便利なのが、「ダブルクリック」です。

実は、1列だけコピーしてしまえば、次の列は、セルの右下の小さな四角をダブルクリックするだけで、必要な行数分のセルにコピーできるのです。


ちなみに...、そもそも、数千行のセルをドラッグして選択することが苦痛ですよね。
データの入ったところまでの行を選択するなら、選択したいいちばん上の行を選択したうえで、「Ctrl」+「Shift」+「↓」で一気に一番下まで選択できます。

選択範囲を手入力するという方法もありますね。この小さな窓、名前を何というのか知りませんが、ここに「A1:A9999」などと入力すると、その範囲を選択できます。





ご存じなかった方は、ぜひお試しください。
めちゃくちゃ効率的になりますよ。



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