2015年5月26日火曜日

FP技能検定を受けてみた

日本FP協会のHPで「3級FP技能検定」試験の模範解答が公表されていました。どれどれ...と調べたら、学科試験は50点/60点満点(正答率83.3%)、実技試験は95点/100点満点(正答率95%)。

基礎知識が足りないと自覚していて、前々から「このままじゃヤバイかも?」とちょっとした焦りを感じていた分野です。好奇心から始めた学習ではなく、苦手意識を克服するための学習でした。ですから、スタート当初は苦痛でした。あまりに知らないことだらけで。

ですから、正直な感想は、「大変満足♪」な結果です。

あくまで個人的な感想ですが、「3級」の知識というのはほんとに基礎的なことで、全体像を把握するにはちょうどいいと思います。3級を持ってるから何かをできるというものではなく、「知らないと自分が困る(かもしれない)」「知ってると困ったことを回避する方法を見つけるのが容易になる(だろう)」というもの。この学習をするまで、それを自分は知らなかったわけです。

例によって、学習時間は「A Time Logger」を使って、かなーりマメに計測しました。いずれデータをご紹介するでしょう(きっと)。
「苦手科目もこれくらいの時間を投じれば、合格基準を楽々クリアできる」という目安になるかもしれませんね。


ファイナンシャル・プランナー資格試験は、日本FP協会(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)、きんざい(金融財政事情研究会)が実施していて、いずれも「学科」と「実技」に分かれています。実技といっても筆記試験であることに変わりはなく、ロープレではありません。
片方だけ合格(一部合格)した人は、次回はもう一方だけを受ければいいわけです。

国家検定制度の技能検定なので、合格(学科と実技の両方に)すると「技能士」を名乗ることができます。上記以外の類似団体の試験は国家検定制度の試験ではないようです。

FP技能検定がどんな分野を学ぶものか(出題されるか)については、実施団体のサイトで説明されてますのでここでは割愛しますが、受験者データをご紹介しましょう。

日本FP協会のサイトを見ると今年1月の3級受験者のうち、学科と実技を同時に受験した人(初回受験者とは限らない)のデータは下記の通り。

《参考》
【学科試験・実技試験同時受検者の試験結果】
受検した試験受検
申請者数
受検者数
(イ)
合格者数
(ロ)
合格率
(ロ)/(イ)
学科試験と実技試験
(資産設計提案業務)
15,68912,2459,75279.64%

学科と実技を同時に受験した人の合格率は約8割。結構高いですね。ちなみに、合格基準は学科・実技ともに得点60%以上。ちょっと甘いかもしれませんね(笑)。

しかし、驚いた点があります。それは、申し込みながらも受験しなかった人が30%もいること。毎回、だいたいこのくらいです。諦めちゃった人も相当いるのではないかと思います。そうだとすると、合格率80%という数字を甘く見ないほうがよいかもしれませんね。


【関連エントリー】
■資格試験の勉強(1)最初の1ヶ月
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