2021年2月16日火曜日

93日目の呟き「リスニング力を高めたければ発音も練習したほうがいい」:オンライン英会話を始めて

オンライン英会話を始めて、93日が経った当時、こんなことを思ってました。

   *   *

リスニング力を高めたければ発音も練習したほうがいいみたいだな...、と最近思ってる。

「使う」という意味の「use」って動詞がありますね。この動詞の発音は「ユーズ/júːz」と「ユース/júːs」の2つがあります。形容詞「used」も同様に「ユーズド」と「ユースト」がある。

たとえば「中古の」という意味の場合は「ユーズド」。used car(中古車)とか。

でも、「〜に慣れて」という意味の場合は「ユースト」。

繰り返しますけど、後者の意味の場合は「used」と書いて「ユースト」ですよね。

では、助動詞の「used」は? これは常に to do を伴って、「以前はよく〜していた」という表現に使いますね。

例えば、I used to play tennis weekend.(毎週末テニスをやったものんだ)

この文で「used to」の部分をどう発音するのか?

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実はボクは長年、「usedはユーストって発音するから、used toはユースト・トゥだろ」って思い込んでました。

しかし数ヶ月前、英語講師(生まれも育ちもロンドン)の発音がどうしても「ユーストゥ」と聞こえるので、「I used to〜ってヤツ、どうしてもアイ・ユーストゥって聞こえるんだけど...。実際のとこ、何て発音してるのさ?」って尋ねたんです。

そしたらなんと、

「ああコレね、used to って書くけどユース・トゥ[júːs toː]って発音してるよ」

とのこと。

ウソだろ? 知らなかった!!!

英語は「単語」の状態と、文章の中では発音が違う(変わる)ことが多々あるとのこと。最後の文字を発音しないサイレントとか、前の単語の語尾とくっついたり。(いや、言われてみれば思い当たるフシはあるけれど)

大学時代、第二外国語でフランス語を習ったときには、最初のほうでリエゾン、アンシェヌマンをしっかり教わった。英語にもそういう音声の変化が、わりと規則的にあるらしいけど、中学、高校では習った記憶はまったくない...。


英語を聞き取るときって、聞こえてきた音を自分の知識に参照して、探してると思うんですよ。少なくとも初級者は。

「ホワット ドゥ ユー ワント トゥー ドゥー」

という音が聞こえてくれば、自分の脳内データベースを参照して知ってる英語の中から、What do you want to doという単語を拾ってくることができるわけです。

でも、聞こえてきた音が

「ワドゥヤ ワナ ドゥ」

だったら、ワドゥヤなんて単語あったっけ?って感じですよね。

単語ひとつひとつの発音を知ってても、単語が組み合わさったときの発音のされ方(変化)を知らないと、何言ってるのかわからないと思うんですよ。

たぶん、英語で映画やドラマを見ていて、簡単なはずのセリフを理解できないのはこれが原因で、そもそも、ボクら英語初級者が知ってる単語の発音とは違う発音をしてるんですよ、きっと。

これは早口とは別のことで、ある音が発音されていなかったり、連結されて別の音になったりしている。

例えば、What do you want to do?を一語一語発音し、それをどんなに速く再生しても「ワドゥヤ ワナ ドゥ」には聞こえない。

「まずはじめに〜」の意味の「First of all,〜」は見事にアンシェヌマンして「ファストボール」みたいに聞こえますよね。それを聞いて、first、of、allの3つの単語と認識するのはけっこう難易度高いと思う。「Festival」(祭り)に聞こえたり「First ball」(第一球?)に聞こたりしますよね(笑。

こういう変化した音を聞き取るには、自分がそういうふうに発音して、単語の発音は変化するのだ、と馴染ませるほかないんじゃないかな?

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